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竹岡晴人のコラム

工場 日本へ帰る

		
土地についてのマスコミの論調にだまされてはいけない!!


例えば


1.バブル時
日本は土地が狭い!ビル用地は不足している。
再開発で高層化を図る必要がある。


2.バブル崩壊後
日本の土地はあまっている。地価はまだまだ下がる。


さてどちらが本当なのだろう?土地はあまっているとう意見も多い。

確かに歌にもあるように“汽車は山中、今は浜、思うまもなく鉄橋を渡ると”
すぐ広い田畑が広がり利用されていない空地があるようだが、
それを人間が居住したり、店舗として又工場として利用するには
道路上水道、排水と言った社会資本整備が必要。


この整備にかかる造成建設代金が日本では非常に高い。
又近くに河川がないと上水道排水ができないので
土地はあまっていてもほうっておくしかない。


確かに政府は1970年以来減反政策を継続中であり香川県などでは減反率は
35%に及ぶ。しかし田んぼはそのままでは商・住・工の人間の生活の営みに
供することはできない。



関空建設の時、泉南の田畑を宅地造成するにあたり水を確保するのに大阪府と
和歌山県がもめた時があった。

結局和歌山を流れる紀ノ川の水流を紀井山脈へポンプアップして泉南へ
流すことになり関空建設の水は確保された。

日本ではやはり土地(宅地)は不足しているのである。


そして安い労働力を求め中国大陸へ渡った日本の生産工場は今、中国共産党
地方政府のたびかさなる契約違反に業を煮やし続々と日本帰りをはじめている。

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